遺言

遺言

無理やり書かされたと誤解されない遺言の書き方

遺言を書くことによって、後々の相続争いを未然に防ぐ事ができます。 しかし、時と場合によって、遺言を作成した事によって相続争いが勃発する可能性があるのです。 こんにちは。司法書士の甲斐です。 遺言が原因で争われる典型的・具体的なケー...
遺言

税金VS法律?相続税を考慮した遺言にすべきか?

異なる士業間で集まった場合、相続に関しての考え方で良く議論になる事があります。 特に税理士VSその他士業(弁護士・司法書士・行政書士等)で議論になるのが、 「相続税を考慮した遺言にすべきか?」 と言う点です。 これはお互いの立場...
相続対策・認知症対策

コンサルタント視点でみる、相続対策の基本的な考え方

相続コンサルタント。 特に決まった定義はないのですが、相続に関するコンサルタント業務を行っている人の総称です。 (ちなみに、「相続コンサルタント」言う民間資格があるようです。) 昨今、様々な士業や企業が相続の分野に進出しており、「相...
相続対策・認知症対策

相続の専門家が相談者に言わない不都合な真実(相続対策のデメリト)

突然ですが、あなたが何かを決めなくてはいけない状況になった時、どのような事を考慮して、最終的な決断をしますか? 相続対策も「決断をする」と言う点では全く同じで、遺言を書こうか?任意後見契約を締結しようか?それとも家族信託・・・と悩まれ...
特別受益・寄与分

義父を介護をした妻も遺産を取得できる?特別寄与料の問題点

民法(相続法)について、2019年7月に大部分の施行が行われました。 様々な新しい制度が盛り込まれた改正なのですが、相続人ではない親族に対しても、一定の金銭を請求する事が認められました。 それが今回お話しする「特別寄与料」の制度です...
相続一般

配偶者居住権(令和2年4月施行)の具体的な内容とは?

民法(相続法)が改正され、その目玉の一つである「配偶者居住権」がいよいよ令和2年(2020年)4月1日に施行されます。 この配偶者居住権、相続で残される配偶者の権利を保護する為のものですが、その一方で若干分かりにくい制度となっており、...
遺言

法務局における自筆証書遺言の保管制度の注意点

令和2年7月より自筆証書遺言を法務局で保管する事ができる制度が始まり、それに関連して各メディアもこの件を取り上げています。 例えば、下記のサイトでも『相続改正のメリット、「自筆証書遺言」を国が無料チェックも』と言うタイトルで制度の事を紹介...
遺言

遺言と異なる遺産分割協議を行った場合の相続手続きの注意点

亡くなった方が遺言を残していた場合、原則はその遺言通りに遺産を分け合う事になります。 しかし、相続人全員が同意して遺言とは異なる遺産分割協議を行った場合は、実務上はその遺産分割協議が有効になります。 ところが、この「遺言とは異なる遺産分割...
遺言

遺言の内容に反対している相続人がいる場合の対応方法

遺言書は基本的に相続でトラブルが起きないように作成するものですが、場合によっては遺言が原因で相続トラブルに発展する事があります。 例えば、特定の相続人に非常に有利な内容の遺言です。 相続人には法定相続分があるのですが、遺言者は法定相続分に...
遺言

遺言で良くある勘違い、細かいポイントをお話しします。

私は営業ツールとして良くTwitterを利用しているのですが、相続・家族信託の様々な専門家が 私と同じ様にTwitterで情報発信されています。 が、中には 「それ、間違ってますよ・・・。」 と言う発言もしばしばあったりするんですよ...
遺言

親に遺言を書いてもらいたいあなたへ。方法論やテクニックだけじゃダメ!

「親に遺言を書いてもらいたいけど、中々書いてくれない!」そのような時に様々な方法論やテクニックがありますが、それよりも重要な事があります。本ページでは司法書士その他の専門家があまり触れる事がない、親に遺言を書いてもらう為のポイントを解説します。
遺言

絶対に必要!子供のいない夫婦の遺言書の書き方とは?

子供がいない夫婦の場合、遺言を含む相続対策は必須です。本ページではその理由を司法書士が分かりやすく解説します。
お役立ち情報

令和元年7月に大きく変わる相続法のお話し

相続法が平成30年7月に改正され、その多くが今月(令和元年7月)に施行されます。 相続に関する多くのルールが変わる事になりますので、何がどのように変わるのか、ここでまとめてみたいと思います。 1.遺言に関する事 ① 遺言執行者の権限の明確...
相続対策・認知症対策

「相続対策してないなんて馬鹿じゃない?」と言われない為に

日々、相続の様々な問題を目の当たりにしていますと、少しでも相続対策していればこんなグチャグチャな状況にはならないのに・・・、と思う事が少なくありません。 中には友達から 「あんたの家、相続対策してないなんて馬鹿じゃない?」 と冷た...
遺言

不動産を売却して売買代金を取得させる内容の遺言「清算型遺贈」とは?

もめない為の相続対策、その他様々な理由から活用されている、「遺言」。 遺言の方式は自筆証書遺言、公正証書遺言等様々あり、基本的には、 「ある特定の財産を特定の人に取得させる」趣旨の事が書かれています。 そして、ある財産(例えば不動産)を売...
民事信託・家族信託の基本

終活の本質。遺言も家族信託も任意後見も、全ての相続対策は分かりやすく言えば「保険」です

今回は、ダイヤモンドオンラインで「終活」に関する、少し気になった記事がありましたので、その反論的なお話しになります。 ダイヤモンドオンラインはダイヤモンド社が提供するビジネス情報サイトで、主な読者はビジネスパーソンで主に時事・経済ニュ...
遺言

法務局で自筆証書遺言を保管する事ができるようになります。

今回は、先日成立しました法律で、自筆証書遺言を法務局で保管をする事が出来る制度についてお話ししたいと思います。 遺言は大きく分けて、 ・自筆証書遺言 ・公正証書遺言 の2つがありますが、専門家が遺言の相談を受けた場合、基本的には公正証...
相続トラブル事例

遺言の書き換え合戦に巻き込まれた場合の対処方法

今後予想される相続トラブルを未然に防ぐため遺言を残す事は非常に有効なのですが、場合によってはその遺言が原因となって相続トラブルに発展する事があります。 【事例】Q:私は今年で70歳になるのですが、私の子供達の事で非常に悩んでいる事がありま...
遺言

認知症等で遺言が無効になった事例を具体的に解説します

今回は、認知症等で意思能力・判断能力が低下していた事を理由として、遺言書が無効になった事例をお話ししたいと思います。 相続でもめるパターンの一つとして、「遺言の無効を争う」と言うケースがあります。 遺言が法律上必要な形式を備えていないと言...
遺言

遺言書(自筆証書・公正証書)の無効を主張された場合の対応方法

今回は、別の相続人(もしくは代理人弁護士)から、遺言の無効を主張された場合の対応方法のお話しです。 【事例】 Q:私の父が、先月亡くなりました。 相続人は父の子である私、長男、次男の3人です。 父は遺言書を残しており、その内容は「...
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