遺産が少なくてもトラブルに!相続のトラブルを未然に回避する方法

相続トラブル事例

こんにちは。司法書士の甲斐です。

「ごく普通の日常を送っていた家族が、ある者の死去、相続をきっかけに、親族間で長きにわたる争続へと発展する・・・。」

TVドラマでは良くある展開ですが、「こんなの財産が沢山ある家庭の話でしょ?ウチには財産なんて無いから、争い事なんて無関係!」と多くの方が思われるかも知れません。

でも実は、そうとは言えない現状があります。家庭裁判所には年間約1万件の遺産分割調停が申立てられているのですが、その約8割が、遺産の額が5,000万円以下のケースとなっています。
(ちなみに、1,000万円以下のケースでも、約3割あります)

1年間に発生する相続の件数から見れば、調停の申立てがされる件数は少ないのかも知れませんが、財産が多くなくてもトラブルになっている事には変わりはありません。

今回は、相続について、トラブルを未然に防ぐ方法を簡単に解説したいと思います。

1.現時点での相続財産目録を作成する

そもそも、どのような相続財産があるのかを把握していなければ相続の対策はできません。

現金、預金、不動産、株式等の有価証券はもとより、できることなら負債も相続財産目録に入れておくのがベターです。

2.相続税の申告の必要の有無を確かめる

相続税の基礎控除を超える財産があるのであれば、相続税対策が必要かもしれません。

この点に関しましては、信頼のおける税理士の方にご相談すると良いと思います。

3.自己の財産の処分について考える

相続財産の目録を作成したら、各財産について、推定相続人の誰に継がせたいかを考えましょう。

場合によっては遺言書を作成する事を検討するのも良いかも知れません。

※推定相続人・・・現時点であなたが亡くなった時の相続人です。

4.推定相続人の話を聞く(話し合ってもらう)

上記3と平行して、推定相続人に、遺産についてどうしたいのかを聞いてみるのもトラブル解消の一つになります。

また、推定相続人間で話し合ってもらう事も良いかも知れません。

(推定相続人間の仲が悪く、話し合いが難しい場合もあるかも知れませんが、それでも話し合いが重要である事は間違いありません。

5.分ける事ができない遺産をどうするか考える

例えば、遺産が自宅のみであった場合、不動産は分ける事ができません。

その為、1人が相続して、後の相続人に代償金を支払うのか?それとも換価分割をするのか?不動産のような分ける事ができない遺産は、相続のトラブルになりがちですので、生前にその処分方法をしっかりと決めた方が良いと思います。

6.まとめ

財産が少なくとも思いがけない事で、相続トラブルは発生します。

まずは、ご自分の財産をどうしたいのか?をきちんと考えるのが相続トラブルを回避する第一歩になります。

相続の事、財産の管理に関する事等、お悩みの場合は、お気軽に当事務所やお近くの専門家にご相談下さい。

文責:この記事を書いた専門家
司法書士 甲斐智也

◆司法書士で元俳優。某球団マスコットの中の経験あり。
◆2級FP技能士・心理カウンセラーの資格も持つ「もめない相続の専門家」
◆「相続対策は法律以外にも、老後資金や感情も考慮する必要がある!」がポリシー。
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