相続でストレスを抱えるのはどんな時か?

こんにちは。横浜・泉区の相続専門司法書士の甲斐です。今回の記事は、相続に関して具体的に苦労・ストレスになるポイントを解説したいと思います。(なおご紹介する事例は、良くあるご相談を参考にした創作です。)

相続手続きは一生の内に何度も体験するものではありません。また、被相続人のおかれた状況によって、行うべき相続手続きも様々です。

さらに手続き以外にも相続人間のちょとしたすれ違いから感情的対立を生んだ結果、心理的なストレスを抱える相続人の方も少なくありません。

今回は、そんな相続手続きにおいて心理的ストレスになりえる事をご紹介致します。ご参考にして頂き、ストレスになるような事を事前に防いで、円滑な相続手続きを行って下さい。

 

1.相続手続きそのものにおける心理的ストレス

① 戸籍等の入手

相続手続きは被相続人の戸籍を入手するところから始まります。ところが、ほとんどの方が戸籍の見方を勉強された事が無いと思いますし、被相続人が本籍地を転々をしていた場合、その戸籍を入手する為にあちこちの市区町村に請求をする手間が出てきます。

② 金融機関専用の必要書類の記入

銀行等の金融機関は独自の相続専用の書類を用意しており、相続人は記載例を参考にしながらその書類を記入する事になります。しかしながら、相続の基本的な知識が無ければ記入例を見ても良く分からない事があり、その結果銀行に何度も問合せする必要が生じる可能性があります。

③ 相続登記の相談

相続財産に不動産があった場合、相続登記の申請の相談の為に、管轄の法務局に2~3度足を運ぶ必要があり、ここでも手間がかかります。

(なお、書籍やインターネットで勉強しても良いのですが、いきなり相続登記を申請するのではなく、必ず一度は管轄の法務局や司法書士事務所にご相談するようにして下さい)。

 

2.相続人間における心理的ストレス

① 元々仲が悪い

元々相続人間の仲が悪い場合、遺産分割協議の中で長年の感情的しこりが爆発して、最終的に収拾がつかなくなる事もあります。

客観的に見ると、一体何について争っているのかが分からない事もあるのですが、当事者にとってみれば非常に真剣な事なのです。

② 知らない相続人、関わりたくない相続人がいる

代襲相続が発生した結果、全く知らない相続人と連絡を取る必要が発生したが、どのようにアプローチをすれば良いか分からない、詐欺業者と勘違い、怪しまれても嫌だし・・・と言った悩みも出てくる場合もあります。

また、被相続人の前妻との子どもや、愛人との子どもと言った、そもそも関わりたくないケースも少なくはありません。

③ 相続手続き、遺産分割協議に非協力的な相続人がいる

相続手続きを行わなければいけない相続人の立場なのに、我関せずと言った相続人もいます。もめるわけではないのですが、相続手続きに非協力的な為、このような相続人がいた場合、非常に苦労してしまいます。

 

3.まとめ

相続というのは、日常生活の中に突然割り込んでる非日常的で面倒な手続きです。特に普段仕事等で忙しい方の場合、非常に心理的ストレスになってしまい、普段の仕事等に支障をきたす事もあります。

とは言っても相続手続きはやるべき事と決まっていますので、期間が決まっているものは期間内に速やかに行い、期間が無い手続きに関してはご自分のペースで(と言ってもあまりにもゆっくりだと手続きが全然前に進みませんが・・・)行っていきましょう。

相続手続きに関しまして、お困り、お悩みの場合はお気軽に当事務所にご相談下さい。全国対応を行っております(詳細はお問い合わせ下さい)。

 

 

 

【このブログの著者】

甲斐 智也(かい ともや)
司法書士/上級心理カウンセラー
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