相続争いになればデメリットだらけ。トラブルにならない遺産分割協議のやり方

相続一般

相続手続きは多岐に渡るのですが、一番重要なポイントは何といっても遺産分割協議です。相続財産も少なく、家族間の仲も悪くないのであれば、特にもめる事はないと思うのですが、基本的には数百万~数千万の金額が動くのが相続です。

その為、ちょっとした言葉のすれ違い、他の家族への無配慮等で、一気に相続人間の関係性が悪くなり、もめる相続に発展する可能性が高くなるのです。

では、きちんと他の相続人への配慮等をすれば、全員が納得する、もめない遺産分割協議になるのかと言いますと、それだけでは不十分な事もあります。他の相続人に配慮をした結果、自分の希望通りの結果にならず、後々までモヤモヤしてしまう、そう言った事も十分起こり得ます。

そのような不幸な事が起きない様、もめない遺産分割協議の為のポイントを今回は解説していきます。

1.自分が何を望むのかを明確にする。

「家族なんだから、言わなくてもきっと分かってくれる」。確かに、長い時間身近に暮らしてきた家族であれば、阿吽の呼吸といった感覚で話しが進むかも知れません。

しかし、人間は基本的には「言わないと分かり合えない」存在です。きちんと自分が相続において何を望んでいるのかを明確に、他の相続人に伝えるべきです。

・親をずっと介護していたのだから、相続分を多くもらいたい。
・法定相続分は絶対にもらいたい。
・自宅に住み続けたい。
・自宅ではなく、お金が欲しい、等。

なぜそれを望むのか?その理由も明確にすると、話の説得力が増しますので、その理由もあわせて明確にしましょう。
 
「そんな事を言ってしまったら、他の相続人に欲深いヤツと思われるかもしれない」と言う印象を持たれてしまうかも知れませんが、大きなお金が絡むからこそ、自分の希望を明確にし、お互い腹を割って話し合う必要があるのではないでしょうか?

 

2.自分が譲歩できる部分を明確にする

今度は逆に、自分が譲歩できる部分を明確にします。遺産分割協議はあくまで相手方がある事ですので、100%あなたの希望通りになるとは限りません。

譲歩できる部分を明確にする事で、絶対に譲れない部分も明確にできますし、それは後から後悔しない為の重要なポイントになります。

 

3.まとめ

遺産分割協議でもめる典型的な原因は、相続人間のコミュニケーション不足です。大きな金額が動くと言う事を十分に踏まえて、自分の意見をきちんと伝え、誤解を生まないコミュニケーションを目指していきましょう。

 

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この記事の執筆者

横浜市泉区の司法書士です。法律・老後資金・感情等多角的な視点から、自分らしい人生を送る為の認知症対策、相続対策をご提案します。元俳優/福岡県北九州市出身/梅ヶ枝餅、かしわめし弁当が大好き/趣味は講談/

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横浜相続困りごと相談室(司法書士甲斐智也事務所)
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