
こんにちは。司法書士の甲斐です。
当サイト(ブログ)は2016年に開設し、ページ数が450ページを超えました。
これは、個人の司法書士が運営しているWebサイトの中では、トップレベルのボリュームだと思います。
ところで、このように情報発信する事は、従来の司法書士の姿から考えると、ハッキリ言って非常にイレギュラーな状態と言えます。
従来の司法書士は不動産会社や銀行に営業をかけ、そこから不動産登記の仕事を貰います。
マイホームを購入した人は記憶にあると思います。
不動産会社や銀行から紹介された司法書士に説明を受け、登記の委任状に印鑑を押した事を。
このように従来の司法書士は、不動産会社や銀行と繋がる事が出来れば一定の収入を得る事が出来ますので、そこに全力を注ぎ、一般の方向けに何かを行うのは消極的です。
しかし、私はこの流れに大きく逆らい、一般の方にとって有益な情報を提供する事にこだわっています。
正直言ってブログを書くと言う事は、非常に手間暇がかかる作業です。
プライベートな時間を削って、450記事を書き続けています。
なぜ私はそこまで苦労をして一般の方向けに情報発信をしているのか?
今回はそれをお話ししたいと思います。
1.私の考えを十分に知って頂いた上で、ご相談やご依頼をして頂きたいから
これが一番の理由です。
士業の人数が増えたとは言え、弁護士や司法書士の知り合いがいないと言う方はまだまだ多いでしょう。
何らの法的手続きが必要になり、司法書士に相談・依頼を考えた時に一番困るのが、「この司法書士、どんな人なの?」と言う点ではないでしょうか?
いくら相手が国家資格者である司法書士であるとは言え、知らない人と突然話しをしなくてはいけないのは、ハッキリ言って怖いですよね?」
・「こんな事も分からないのか!」と怖い事言われないかな?
・一方的に喋らず、ちゃんと私の話しを聞いてくれるかな?
だからこそ、私はご相談やご依頼を考えている人が少しでも不安を解消できるよう、ブログで相続や家族信託のノウハウや、私の考えを発信し続けているのです。
2.全ての情報発信は、司法書士である私自身が行っています。
私のように情報発信を行っている士業は増えてきているのですが、ブログ等の記事を執筆する上での特有の問題があります。
それは、「本当にその士業が記事を執筆しているのか?ゴーストライターが記事を書いているのではないのか?」と言う問題です。
Webメディアの運営において、SEO狙いで記事をフリーのライターに書かせる事は当たり前なのですが、私は記事を外注せず、全て司法書士である自分が作成しています。
その理由は単純明快で、「法律や法的手続きに関する知識が無いライターが作成した記事は使えない。」からです。
ライターさんは記事を書く専門家ですので、見栄えの良い記事は作成する事が出来ます。
しかし、一般の方から見てその情報が使えるモノかと言えば、「No」でしょう。
専門家のWebサイトでありながら、そのような「使えない記事」が大量にあっても全く無意味ですし、信用に値しないでしょう。
だからこそ、私は専門家としてより深い内容の情報を提供する事にこだわりたいので、外注を行わず自分自身で情報を発信しているのです。
3.まとめ
450ページを超えるブログを執筆していますと、「いい加減、ネタが切れてきませんか?」と言うご質問を受ける事があります。
確かに、ここまでボリュームが多くなると通常はネタ切れになると思いますが、私に関してはネタが尽きる事はありません。
相続や家族信託の知識は常にインプット(勉強)が必要ですし、常にインプットしているのであれば、アウトプットの場であるブログのネタが尽きる事はないでしょう。
私はこれからも、
・記事作成を外注するのではなく、私自身が情報を発信する事に。
こだわって行きたいと思います。