相続する不動産が地方にある場合

こんにちは。横浜市泉区の相続専門司法書士の甲斐です。

今回の記事は、地方から都会に出てきて、相続する不動産が地方にある事についてご相談、ご依頼されたい方向けの記事です。

(ご紹介する事例は、良くあるご相談を参考にした創作です。)

【事例】
Q:私は20代の時に仕事の関係で、愛媛県から横浜にやってきました。

横浜の生活は特に不自由がなく、その為実家にはほとんど帰っていなかったのですが、先日父が亡くなり、久しぶりに実家に戻り、法要等を行いました。

大変なのはこれからで、相続手続きに関しまして、どうしようか悩んでいます。

と言うのも、相続人は私以外にもう一人、弟がいるのですが、弟は仕事の関係で鹿児島に住んでいます。

つまり、愛媛には相続人が誰もいないのですが、愛媛には父の遺産の大部分をしめている不動産が沢山あります。

私も弟も仕事が忙しく、相続手続きに関しまして法務局に相談に行く暇がありません。

その為、不動産の相続を司法書士の方にお願いしようと思っているのですが、不動産には管轄があるようで、司法書士の方にお願いするのでしたら、実家の近くの司法書士にお願いした方が良いのでしょうか?

依頼する為だけに愛媛に帰るのも手間ですし、そもそも愛媛に司法書士の知り合いなんていません。一体どうすれば良いのでしょうか?

A:確かに、不動産登記には管轄がありますが、登記申請は現在インターネットを利用したオンラインで申請出来ます。

その為、ご実家の近くの司法書士である必要はなく、むしろすぐに相談できるお近くの司法書士に依頼する方が良いと思います。

 

1.地方出身者の今後の悩み

地方で生まれた方が、地方では仕事が無いので東京や都市部に出てきて、そのまま移り住むというパターンは良くあります。

その時に問題になるのが、「実家の相続」です。

子ども達は全員、遠方の都市部におり、実家には相続人が誰も無い、なんて事は今後珍しくなくなると思います。

(私も福岡から横浜に出てきていますので、他人事ではありません)。

実家の相続に関しまして一番大変なのは、やはり不動産の相続でしょう。

特に田舎(農村部)の場合、自宅だけではなく、田や畑、山を沢山所有している方もいらっしゃるので、そのような方が亡くなった場合、所有していた不動産を正確に把握するだけでも一苦労です。

さらに、不動産の相続手続きについて、法務局で相談したくても、その相談は原則、その不動産の所在地を管轄する法務局でしか行われません。

つまり、愛媛の相続登記のご相談を、横浜の法務局では行ってはいないのです。

でも仕事等が忙しくて実家の近くの法務局なんて行ってられない。

その為、手続きを司法書士に依頼しよう、と言う流れになるのですが、ここでも問題が発生します。

「一体どこの司法書士にお願いすれば良いのだろうか?実家?自分が住んでいる場所?一体どこが正解なのか????」

こんな状況に陥ってしまいます。

 

2.登記はオンライン申請で出来る

一昔前は、書面による登記申請しか出来なかったのですが、昨今ではインターネットの技術が発達し、パソコン上によるオンライン申請が行えるようになりました。

これにより、事務所にいながら全国どこの法務局でも手軽に登記申請を行う事が可能です。

(なお、一般の方がオンライン申請する為には、専用の申請ソフトをダウンロードする手間があったり、電子署名が出来る環境が必要になるので、若干ハードルが高いです。)

オンライン申請が出来る為、司法書士に依頼される場合は、遠くの司法書士より、やはり近くの司法書士の方が良いでしょう。

各県の司法書士会のホームページには、お近くの司法書士を検索出来る機能がありますので、そちらを使って司法書士を探しましょう。

気になった司法書士がいれば、その事務所のホームページを見たり、直接お電話をしてご依頼をすると言った流れが良いと思います。

 

3.空家の問題

また、空家の問題も出てくると思います。相続人全員が遠方にいて、実家に住む人がいなくなれば、必然的にそこは空家になります。

空家であってもきちんと管理する必要がありますし、最終的には売却も検討する必要があるかも知れません。

でも、「仕事が忙しくて相続登記を司法書士に依頼したのだから、売却の手続きに費やす時間なんてあるわけない!」と思われるかもしれません。

このような時は司法書士にご相談下さい。

司法書士は、ご依頼者様を代理して(つまり、売主代理人として)不動産の処分を行う事が出来ます。

 

4.まとめ

このように、司法書士は不動産の相続登記はもとより、その後の処分に関しても、皆様を代理して行う事が出来ます。

遠方の不動産の相続の事でお困り、お悩みの場合は、お気軽に当事務所にご相談下さい。

 

 

【このブログの著者】

甲斐 智也(かい ともや)
司法書士/上級心理カウンセラー

合格率2~3%台の司法書士試験を、4年間の独学を経て合格。

心理カウンセリングの技術を応用して、もめない相続の実現を目指す専門家。

不動産や銀行預金等の相続手続きの他、心理カウンセラーが行う心理療法であり心理学のひとつ、「交流分析」をベースにして、法律と感情面の双方から、相続人間のコミュニケーションが円滑になる為の多角的なサポートを行っている。

元俳優。アクションが得意でTVドラマ出演やヒーローショーの経験もあり。

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