相続でも重要な空家対策も予防の視点が必要

空家問題と言うのが最近話題になっています。

様々な理由で管理が行き届いていない空家が増えているのですが、まず空家の何が問題かと言いますと、例えば

・雑草・悪臭など衛生環境悪化。
・老朽化がもたらす倒壊による周囲への危険。
・不法侵入による治安の悪化。
と言った点が問題として挙げられます。

この空家問題の対策のため、平成26年11月、「空家等対策の推進に関する特別措置法」(通称:空家対策特別措置法)が成立し、平成27年5月に施行され、各市町村が空家問題に対して対策に乗り出しています。

また、民間でもリノベーション等空家の活用を行ったりと対応をしているのですが、まだまだ空家の活用は少数派となっています。

結局は、空家にならないように事前に対策する事(つまり空家予防ですね)が重要であると言えます。

例えば、お年寄りが一人で暮らしているケースで、この方がお亡くなりになった時に、適切に相続が行われるように遺言書の作成を勧めるのも一つの方法です。

また、今は問題ないけど、将来的に認知症等で施設等に入所しなくてはいけなくなった場合に備えて、任意後見契約を結び不動産の処分方法を事前に決めておく等、様々な予防策があります。

自分の家をどうしたいか?ご自身も考え、家族にも考えてもらうのが、空き家予防の第一歩となります。

一口に「空家予防」と言っても、色々な切り口で対応策がありますので、ご不安な方は是非一度専門家にご相談してみて下さい。

 

 

【このブログの著者】

甲斐 智也(かい ともや)
司法書士/上級心理カウンセラー

合格率2~3%台の司法書士試験を、4年間の独学を経て合格。

心理カウンセリングの技術を応用して、もめない相続の実現を目指す専門家。

不動産や銀行預金等の相続手続きの他、心理カウンセラーが行う心理療法であり心理学のひとつ、「交流分析」をベースにして、法律と感情面の双方から、相続人間のコミュニケーションが円滑になる為の多角的なサポートを行っている。

元俳優。アクションが得意でTVドラマ出演やヒーローショーの経験もあり。

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